サーモグラフィーの選定〜備忘録

PC情報

経緯

電源の入らないPCを修理してみた。飲み物を零した形跡がある。が原因はわからなかった。

USB-C給電で20V印加されているものの電流は0A。どこかのチップセラミックコンデンサがクラック等で同通状態となり短絡している為0Aであると思われる。しかし、どのセラミックコンデンサが故障しているのかがわからない。

そこでサーモグラフィーで故障チップを見つけようという訳だ。で、それを購入する事にした。購入に当たってどのサーモグラフィーを購入するべきか比較検討する事にした。

 

目的

どのサーモグラフィーがいいか比較検討する

 

モニタ付サーマルカメラ

発売 中古
(実売)
画面 熱解像度
(SuperIR)
フレーム
レート
測定温度
上限
分解能 重量
Hik B01 2023 4万
(4.8万)
3.2型 256×192 25Hz 550℃ 0.04℃ 350g
Hik E01 2023 2万
(2.2万)
2.4型 96×96
(240×240)
20Hz 400℃ 記載なし 350g
Hik Pocket2 2022 6万
(8万)
3.5型 256×192 25Hz 400℃ 0.04℃ 218g
Hik Pocket1 2022 4万
(6.5万)
3.5型 192×144 25Hz 400℃ 0.04℃ 218g
AMG8833
搭載カメラ
2022 0.5万
(0.5万)
1.5型 8 x 8 10Hz
(1Hz)
80℃ 0.16℃
(0.05℃)
17g
Hik B10 2021 4万
(5.7万)
3.2型 256×192 25Hz 550℃ 0.04℃ 360g
Hik E1L 2021 3万
(4.4万)
2.4型 160×120 25Hz 550℃ 0.04℃ 350g
FLIR C5 2021 6万
(10万)
3.5型 160×120 8.7Hz 400℃ 0.07℃ 190g
FLIR C3-X 2021 5万
(6万)
3.5型 128×96 8.7Hz 300℃ 0.07℃ 190g
FLIR TG165 2014 1.5万
(終売)
2型 80×60 8.7Hz 380℃ 0.1℃ 320g
FLIR C3 2011 1.2万
(終売)
3型 80×60 8.7Hz 150℃ 0.1℃ 130g
HIK→HIKMICROの略

 

モニタ無しサーマルカメラ

発売 中古
(実売)
熱解像度 フレーム
レート
測定温度
上限
分解能 重量
FLIR ONE PRO 2017 2.8万
(4.9万)
160×120 8.7Hz 400℃ 0.07℃ 37g

 

サーマルカメラ付スマホ

発売 中古
(実売)
画面 熱解像度 測定温度
上限
分解能 重量
Armor19T 2023
(5.5万)
6.58型 160×120
(Lep3.5)
400℃ 0.05℃ 409g
Armor18T 2022 6万
(8.3万)
6.58型 160×120
(Lep3.5)
400℃ 0.05℃ 409g
Armor11T 2021 5万
(8.3万)
6.1型 80×60
(Lep2.5)
400℃ 0.1℃ 293g
CAT
S62 PRO
2020 5万
(9万)
5.7型 160×120
(Lep3.5)
400℃ 0.05℃ 248g
Armor9 2020 5万
(7.9万)
6.3型 80×60
(Lep2.5)
400℃ 0.1℃ 320g
CAT S61 2020 2万
(終売)
5.2型 80×60
(Lep2.5)
400℃ 0.1℃ 260g
CAT S60 2017 1.2万
(終売)
4.7型 80×60
(Lep2.0)
120℃ 0.1℃ 233g
サーマルカメラは全てFLIR製
Armor19Tは18Tの廉価品。CAT S62 PROの対抗用
Lep→Leptonの略
フレームレートですがCAT S60には8.7Hzと記載がありましたがそれ以外はありませんでした。測定温度範囲を可変できると思うのですが設定によってレートが変わるという事と解釈しています。およそ80×60は8.7Hz、160×120は25Hzと考えて良いと思っています

 

結論

使用頻度が低い為新品を何万円も出して買うのはどうかなと言うのがあるので、まずは80×60いずれかを1万円以内で購入し様子を見る。ハイスペックなサーモグラフィーが必要であれば中古で安いのが出た時に改めて購入を検討する。

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